さきたま古墳公園にある古墳は5世紀の後半から7世紀初旬にかけて作られたと考えられています。これらの古墳からの出土品や副葬品には国宝に指定されたものもあります。

さきたま古墳公園は関東平野中心部の微高地の先端に位置する埼玉県行田市埼玉(さきたま)にあります。関東2大河川の利根川と荒川に挟まれた歴史的文化遺産として管理されています。
古代古墳時代には、埼玉県行田市は「埼玉沼」という大きな湖に突き出た半島であったと言われています。湖に面した半島先端部は、北武蔵に盤踞した氏族の奥津城となっていたとされ、5世紀の後半から7世紀初旬にかけて、この地に大きな古墳が次々と作られました。

現在、さきたま古墳公園には9基の古墳があります。その中の一つである「稲荷山古墳」では、1968年の発掘調査で国宝とされる「金錯銘鉄剣」が出土したことで、全国的に有名になりました。
この他に日本最大級の古墳と言われる「円墓山古墳」や、前方後円墳では大型の「二子山古墳」があり、歴史に名を残しています。
この地方では5世紀から6世紀にかけて、狭い地域に密集するように、さらには一貫した計画性を持つように配置されていることが特徴で、現在においても古代歴史の謎とされ神秘的な雰囲気をかもし出しています。
さきたま古墳公園の歴史に触れるには、公園内にある1969年に設立された「埼玉県立さきたま資料館」がお勧めです。さきたま古墳から出土されたものを展示する建てられた資料館で、さきたま古墳群の古代歴史についても紹介されています。